インターン採用サイトの作り方を解説!ポイントや流れも

優秀かつ自社にマッチした人材を獲得するためにインターンを開催する企業は増えています。
また、インターンの段階から人材獲得の競争ははじまっており、効率的に応募を集める方法としてインターン採用サイト制作に注目が集まっています。
ただ、まだインターン採用サイトに取り組んでいない企業は多く、どうやってサイトを制作したらいいかわからない担当者も多いでしょう。
この記事では、
  • インターン採用サイトとは
  • インターン採用サイトの例
  • インターン採用サイトを作るポイント
  • インターン採用サイトを作る流れ
  • インターン採用サイトを作る際の注意点
について解説します。
 

インターン採用サイトとは

インターン採用サイトとは、その名のとおりインターン専用のサイトを指します。
企業のインターン開催が一般化した昨今では、優秀な学生をインターンの段階から確保しようという動きが盛んになりました。
そこで競合他社より先にインターン応募者を集めるための手段として、インターン採用サイトの制作に注目が集まっています。

企業にとってインターンを開催するメリットは主に下記の3つです。
  • 人材の早期獲得
  • ミスマッチの防止
  • 入社前の育成
これらのメリットを活かすためには、そもそもインターンで多くの応募を集める必要があります。
競合他社に人材が流れる前に、インターン採用サイトを制作して学生からの応募を集めましょう。
 

インターン採用サイトの例

理想的なインターン採用サイトの具体例を3つご紹介します。
  1. 株式会社博報堂
  2. 株式会社コロプラ
  3. 株式会社オリエンタルランド

1.株式会社博報堂

インターン採用サイトの具体例1つ目は、株式会社博報堂です。
博報堂は東京都港区に本社を置く広告代理店です。
学生からの知名度は抜群で、毎年多くの学生がインターンに応募しています。

博報堂のインターン採用サイトは、原色を活用した派手なデザインが特徴です。
キャッチコピーを強調するレイアウトで設計されており、学生が内に秘めている意欲を掻き立てます。
コースごとにそれぞれのページが用意されているため、学生は自然と「自分はどのコースに参加すべきか」を考えてしまうでしょう。
選択肢を与えることで、インターンに参加したくなる採用サイトです。
 

2.株式会社コロプラ

インターン採用サイトの具体例2つ目は、株式会社コロプラです。
コロプラは東京都港区に本社を置くゲームメーカーです。
特にスマホゲームに注力しており、入社を熱望する学生が多いことで知られています。

現在コロプラはインターンの開催を発表していないため、2020年度のインターン採用サイトをご紹介します。
コロプラのインターン採用サイトは、まるでゲームのホームページであるかのような印象を与えるスタイリッシュなデザインが特徴です。
「覚醒」や「集結」など、あえて採用サイトらしくない用語を活用することで、ゲームメーカーらしさをアピールしています。
ターゲット層を狙い撃ちしたデザインで設計することで、就職意欲の強い学生からの応募を多数集めようとする工夫が感じられます。
 

3.株式会社オリエンタルランド

インターン採用サイトの具体例3つ目は、株式会社オリエンタルランドです。
ディズニーブランド施設を運営している会社であるため、学生からの知名度に優れています。

ここでは、オリエンタルランドのグループ企業であり、東京ディズニーリゾートのメンテナンスを担う株式会社MBMのインターン採用サイトをご紹介します。
MBMのインターン採用サイトのキャッチコピーは「夢の守り人」です。
華やかな舞台とは対照的な裏方の仕事内容や、やりがいをアピールするよう設計されています。
ミスマッチが発生しやすい業界でもあるため、「インターンの段階から会社にマッチした人材を確保したい」という狙いが伺えます。
 

インターン採用サイトを作るポイント

インターン採用サイトを作るポイントを3つご紹介します。
  • インパクトを意識する
  • 応募までの導線をシンプルに設計する
  • ミスマッチを防ぐ

1.インパクトを意識する

インターン採用サイトを作るポイントの1つ目は、「インパクトを意識すること」です。
インターンに応募する段階の学生は、まだ就職活動の軸が定まっていない場合が多く、さまざまな業界に興味を持っています。
多数のインターン採用サイトを閲覧するため、インパクトのないサイトでは学生は見てくれません。
まずは学生の関心を引き出すために、インパクトを意識してインターン採用サイトを作りましょう。
 

2.応募までの導線をシンプルに設計する

インターン採用サイトを作るポイントの2つ目は、「応募までの導線をシンプルに設計すること」です。
応募方法が複雑だったり、応募フォームがわかりにくかったりする採用サイトでは、学生が他のインターンに流れてしまいます。
興味を持ってくれた学生を逃さないためにも、応募までの導線をシンプルに設計しましょう。
また、パソコンを持っていない学生も多いので、スマートフォンからの応募も想定すべきです。
 

3.ミスマッチを防ぐ

インターン採用サイトを作るポイントの3つ目は、「ミスマッチを防ぐこと」です。
インターン採用サイトを作る目的は、「一人でも多くの学生を集めること」ではなく、「自社にマッチした学生を集めること」です。
仮に優秀な人材を多く集められたとしても、自社に合っていなければ就職することは稀でしょう。
また、就職したとしてもすぐに退職してしまう可能性があります。
そうなれば採用活動に費やしたコストが無駄になりますし、離職率も高まってしまいます。
多くの学生は就職活動の際に企業の離職率を参考にしているので、早期の退職は長期的に考えてもマイナスに働くでしょう。
ミスマッチを防ぐために、ターゲットにマッチしたインターン採用サイトを作りましょう。
 

インターン採用サイトを作る流れ

インターン採用サイトを作る流れを5STEPでご紹介します。
  1. インターンの内容を決める
  2. ターゲットを決める
  3. キャッチコピーを決める
  4. ビジュアルを整える
  5. シンプルな導線を設定する

1.インターンの内容を決める

インターン採用サイトを作る流れの第1STEPは、「インターンの内容を決めること」です。
そもそもインターンの内容が決まっていなければ、何をアピールするかも決められません。まずは、具体的なインターンの内容を決めましょう。
 

2.ターゲットを決める

インターン採用サイトを作る流れの第2STEPは、「ターゲットを決めること」です。
インターンに集めたいターゲット、つまりは入社してほしい学生を設定しましょう。
ターゲットによって有効なデザインは異なります。
 

3.キャッチコピーを決める

インターン採用サイトを作る流れの第3STEPは、「キャッチコピーを決めること」です。パッとサイトを見て、「ここのインターンを受けたい」と思わせるようなキャッチコピーを設定しましょう。

4.ビジュアルを整える

インターン採用サイトを作る流れの第4STEPは、「ビジュアルを整えること」です。
内容が魅力的でも、見づらいデザインではサイトを見てもらえません。
見やすく、関心を引き出せるようなビジュアルに仕上げましょう。
 

5.シンプルな導線を設定する

インターン採用サイトを作る流れの第5STEPは、「シンプルな導線を設定すること」です。
いくらサイトが魅力的に仕上がっても、実際に応募してもらえないと意味がありません。
できるだけシンプルな導線を設定しましょう。
 

インターン採用サイトを作る際の注意点

インターン採用サイトを作る際の注意点は情報漏洩です。
インターンの内容によっては、サイトの内部まで学生に閲覧させる場合があります。
機密情報を見られない設定にすることを忘れず、情報管理に関する誓約書を取り交わしましょう。
 

まとめ:インターン採用サイトを作って応募者を獲得

今回はインターン採用サイトについて解説しました。
優秀な人材を確保する競争は、インターンの段階からはじまっています。
優秀な人材を早期から獲得するために、インターン採用サイトの制作を検討してみてはいかがでしょうか。
 

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